広告運用の講座で自社広告の運用ができるようになるのか?
Web担育成アカデミーGrowb(グローブ)で【リスティング運用育成講座】を担当している荒木です。
Web広告の運用を内製化しようとする企業はここ最近で急激に増加しています。同時にWeb広告の運用を学びたいという需要も増加し、広告運用方法を教える講座、特にオンライン講座が数多く登場しました。
今回はそうした講座でWeb広告の運用方法を学習することで、実際に「広告運用の即戦力になれるのか?」、「自社のWeb広告を一人で運用できるようになるのか?」についてお伝えします。
一般的なWeb広告運用講座の特徴とメリット・デメリット
Web広告の運用を教える講座は大きく分けるとオンラインで受講できるタイプと、通学の必要なタイプの2種類があります。いずれも一長一短ありますが、共通した特徴として、「広告運用の一般的な内容を学ぶことができる」という点があげられます。広告運用に必要な管理画面の操作方法や広告運用に必要な考え方の基礎を学ぶことができます。
そのため、メリットとしては、しっかりと受講することで、Web広告の全体像や、基本的な概念、用語の知識や広告の管理画面の操作や基本的な構築はできるようになる可能性が高いです。
しかし、あくまでも「一般的な内容」を学ぶこととなるため、商品やサービス、業界による特徴を踏まえて柔軟に広告の運用を行うために必要な「応用力」の養成は難しいと考えられ、その点がデメリットとなります。
実際に広告の運用を行う場合には、広告を打つ商品やサービスの特徴や、狙っていきたいユーザーの特徴に合わせて広告の配信方法を変えていく必要があります。そのため、基本を押さえ、正しく設定を行うことができるようになったとしても、広告で成果に繋げていくことができるようになるとは限らないのです。
一般的なWeb広告運用の講座は必ずしも広告運用内製化の近道ではない
広告で成果を出していくためには、広告運用の目的や、商材、ユーザーの動向を合わせて戦略や仮説を立てて、広告を配信していく必要があります。
しかし、実際にそうした取り組みを行うためにはどうしても「経験」が必要となってきます。各社異なる商品・サービスを訴求していく必要がありますので、あくまで広告運用の一般的な内容を教えるだけの講座ではその「経験」の部分を補うことができません。そのため、通常はまず一般的な内容を学び、その後、実際の運用を通して経験を積むという、長い道のりを超えていく必要があります。
Growbのリスティング運用育成講座は貴社の商品・サービスが教材
最短で広告運用を内製化しようとした場合、最も良い方法は自社の広告運用に必要な方法を自社商品を教材に学習し、実践していくことだと考えます。
もちろん一般的な知識も、正しく設定するためには不可欠な重要知識ではありますが、「自社の広告運用で成果を出す」「広告運用を内製化する」という目的であれば、不十分です。自社の商品やサービス、業界の特徴、競合の動き、ターゲットとなるユーザーの特徴など様々な要素を踏まえて、運用に落とし込んでいくためには、全く違ったノウハウが必要となります。
Growbではそうしたその会社ならではの特徴までしっかりと広告運用に落とし込むことができるようになるように、貴社の商品やサービスを教材として、広告の初期構築から運用まで講義を行います。実際に教材になるのが自社の商品ですから、学ぶ内容も実際の運用に直結する内容ばかりです。実際の運用ですぐに活用していただけるので、経験値もたまりやすくなります。
まとめ
「Web広告の講座で広告運用の即戦力になれるのか?」、「自社のWeb広告を一人で運用できるようになるのか?」という問いに対する答えは、「実際に一人で広告を運用していけるようになるのは難しい」というものにります。広告の運用内製化するためには講座で一般的な知識をつけさせるだけではなく、経験を積ませる時期も必要です。もちろん、経験を積ませるために運用を行う期間も広告費や人件費はかかり続けます。そうした点からも、広告運用の内製化を目的にWeb広告の講座をご検討中であれば、一般的な知識を詰め込むだけの講座ではなく、自社の商品・サービスでそのまま活かせるノウハウを教える講座をご選択ください。そうすることで、通常よりも早く自社広告を軌道に乗せることができるはずです。