SEO内製化に必須のツールをご紹介
S&Eパートナーズの吉田です。
企業のSEO担当者様や、これからSEO内製化を目指す企業様より「SEO対策ツール」や「アクセス解析ツール」に関して、導入したが使いこなせていない、なぜ順位が上がったか把握出来ていない、など様々なご相談を頂きます。その際に共通して言えることは、皆さん「SEOの基本知識がない」「使用しているツールがどういった仕組みでデータを出しているか知らない」です。
ここでは知識がないままツールに依存する危険性や、どのようなSEO対策ツールがあるのかをご紹介します。最後までお付き合いいただけましたら幸いです。
SEOツールを導入するメリット
アクセス解析ツールは作業時間の大幅な短縮につながるうえ、課題が見えやすいため改善策の策定までもがスピードアップします。
SEO内部対策ツールや競合比較ツールは課題ややるべきことを可視化してくれるので、施策の実施がスピーディに。そして成果も見えやすいため、社内の報告などもスムーズになります。成果にこだわりたいなら、より正確に多くの情報が得られる有料ツールをおすすめしますが、どちらにせよ、SEO対策の基本知識がなければ遠回りしてしまったり、使いこなせないことがほとんどです。
おすすめのSEO対策ツール
ツールといっても目的はさまざまです。まずはどのようなツールがあるのか、ほんの一部を独断と偏見でさらっとご紹介します。
SEO対策には欠かせない順位チェクツール3選
順位の把握はSEOにとって必ず必要になります。表示されている順位でクリック率が大幅に変わります。また、自社のサイトが競合と比較してどのあたりに位置するかを一目で表すものでもあります。
SEOチェキ(無料)
SEOチェキでは、サイトのURLや対策キーワードを入力することで、選択した機能における次のようなチェック結果を取得することができます。
- サイトSEOチェック
- 検索順位チェック
- キーワード出現頻度チェック
- 発リンクチェック
- Whoise情報チェック
これらを確認することで、上位化に必要なデータを取得し、データを基に上位化のための施策考査の材料とします。
参照:https://seocheki.net/
BULL
お客様と管理画面が共有できることからS&Eパートナーズでも使用している有料の順位チェックツールです。
完全自動でGoogle、Yahoo!、Bingの順位計測が可能で、PCの順位、スマホの順位も計測できるため重宝しています。
参照:https://bullseo.jp/
GRC
こちらも有料のチェックツールですが、PCにインストールして使用するタイプのため、複数人で管理画面の共有はできません。しかし、大量のキーワードの順位を自動取得でき、エクスポートやアップロードなど、の機能も備わっているためWeb担当者が管理をするために使用するのであれば大変便利で、業務の効率化にも繋がります。
サイトの改善におけるおすすめのSEO内部対策ツール2選
S&Eパートナーズでも様々なツールを使用しております。これは、SEOコンサルタントであれば、様々なツールの特性を理解し、クライアントに最適なご案内をするべきだと考え、利用を開始しているのがほとんどです。
参照:https://seopro.jp/grc/
SEO対策には欠かせない調査・分析ツール2選
SEO対策を行おうと思うと、自社サイトの状況の把握や競合サイトの分析が欠かせません。その際に欠かせないツールを紹介します。
Googleサーチコンソール(Google Search Console)
まずは、googleが提供するwebマースター向けのツールです。これは絶対に外せません。弊社でもSEO対策のご相談をいただいたお客様には、SearchConsoleの確認をお勧めし、状況を把握してから具体的な課題と対策にかかる費用をお見積もりするほど、日々活用しているツールで、サイトがGoogleにどのように把握されているかが一目でわかるツールです。
これ無くしてはSEO対策は語れません。
参照:https://support.google.com/webmasters/answer/9128668?hl=ja
keywordmap
世界最大級の日本語データを保持する本質的なSEO調査・分析ツールです。
Webマーケティングに必要なあらゆるステップで利用できる機能を搭載。競合サイトの分析、SEOキーワードの発見、コンテンツ制作、広告最適化、検索順位計測など初心者にも使いやすいインターフェイスで人気のツールです。
参照:https://keywordmap.jp/
パスカル
SEOですでに上位表示されているコンテンツの中で1位争いをする目的というよりは、20位、30位と際どい順位に表示されているコンテンツを最適化し、1ページ目に表示させるための改善案を知ることに特化している印象です。しかし、初心者にもわかりやすく、ポップなカラーを多用しているため、個人的には楽しくSEO対策ができるツールだと思います!
参照:https://www.pascaljp.com/
このように内部対策ツールとひとくくりにしても、出てくる結果は千差万別でそれを全てそのまま実施してしまうと、いくら時間があっても足りませんので、SEOコンサルタントのアドバイスを受けながら利用するのがおすすめです。
おすすめのアクセス解析ツール2選
アクセス解析ツールはしっかり選べば業務効率化に直結します。S&Eパートナーズでも様々なツールを使用しています。
GA4(旧Googleアナリティクス)
Googleアナリティクスとは、Googleが無料で提供しているアクセス解析ツールです。ほとんどのWebサイトではGA4(旧Googleアナリティクス)が導入されており、最も使用されているアクセス解析ツールです。
新たにWebサイトを作成したときや、Webサイトの改善をするには必須ツールなので、導入されていない方は今すぐに導入しましょう。
FARO REPORT
FARO REPORT(ファーロレポート)は、 Googleアナリティクスを導入済みのサイトであれば、サイト分析レポートを簡単3ステップで自動作成が可能なツールです。定例的なGAレポート作成が可能のため、WEBサイトが抱える課題を可視化でき、精度の高い改善提案ができることから、制作会社などでも取り入れている会社が多くあります。
参照:https://faro-report.com/
このようにうまく活用すればとても便利なツールですが、思わぬ落とし穴も、、。
SEO対策ツールは依存の危険性
ツールは理念でもなく指針でもなく1つの道具です。ツールがAに対してBと答えても、それぞれのサイトへ反映する為には、B’やCを考える必要があります。
全てのサイトで一辺倒にBを実施していては、全て同じようなサイトになってしまい、検索エンジンもお客様も貴社を選ぶ理由がなくなります。
ツールは依存するのではなく、活用するものです。
- ツールを導入すれば、、
- マーケティング業者に外注すれば、、
- パソコンが得意な社員にやらせてみれば、、
業績は上がるはず!とお考えなら、甘いかも。
あなたの会社の良さはあなたの会社にしか発信できないのです。ただ、どのように発信するべきか。
それはツールではなく、貴社を理解したうえでユーザー目線に立てる人にしか教えてもらえません。それが我々webマーケティングコンサルタントの役割だと考えます。
まとめ
ツールは人が作ったものです。全ての人にとって完璧なはずがありません。それを会社全体で理解し、うまくツールを活用しながら貴社の理念や、ユーザーが得られるベネフィットを最大限にアピールする事が、情報過多な現代で必要とされながら生き残る唯一の方法です。それを理解される企業が増えていることから、SEO内製化やうwebマーケティングを内製化したいというニーズが増えていると考えると嬉しい限りです。
サイトを活用して成果を上げたい方は、SEO内製化支援はもちろん、様々なツールの選定支援も行っているS&Eパートナーズにご相談ください。